30代おじさんJICA海外協力隊でタイ生活

30代後半から海外転職を考え辿りついたJICA海外協力隊。海外ボランティアとしてのタイの2年間の記録。

海外協力隊員として いよいよ任地へ向う

1か月の研修期間を終えて

 

首都バンコクでの研修期間を終えていよいよ任地へ。

正直、約1か月過ごしたバンコクの居心地はすごく心地よくて、もう離れたくない気持ちになった。

派遣先はバンコクから飛行機で1時間強のスラートターニ―県というところ、タイの南部位置するこの地域はバンコクとはまた一味違う雰囲気である。

バンコクとは違うホントの「途上国」に触れられる環境に思える。

 

ここで2年間お世話になる。

まずは、居住地を確保することが必要だが、実はまだ住居が定まっていない。

配属先が用意するのだが、めぼしい家が空かないので、ホテル待機を余儀なくされている。

これは、タイの「マイペンライ」何とかなるさ精神からなっているのかもしれない。

本来は、どの隊員も派遣前に住居が決まっているのが普通のようだから。

家が決まったらまた移動があるので、荷物を片付けられないのは意外と生活しずらい。

まぁ、これも何となるさ精神で乗り切ろう。

所属先への挨拶

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任地についてまず、所属する病院へ挨拶。

自分の席が用意されていて一安心、とともにwelcomeな用意まで。

タイのおもてなし文化を肌身で感じる。

日本の病院ではこんなおもてなしはまず見たことない。

一通り院内の偉い人に挨拶するも、「サワッディ―クラップ」(日本語でこんにちは)以外はうまいこと口に出せない。

一人自分だけが緊張感を漂わせている空気。

それでも、カウンターパートの方はなにかと優しく接してくれて安心した。

いろいろ気を使ってくれるのは、異国の土地にポツンと来た日本人だからだろう。

 

【所属先の皆さまへ】

これからいろいろ迷惑をかけることもあると思います。

言葉が伝わらないためにやきもきすることも多々あることと思います。

それでも、少しでもこの地域の人たちの役に立ちたい!と思っています。

不安ありつつも、前向きに過ごしていこうと思った任地最初の週末。

あんまり人に頼らない人生を歩んできましたが、これからは頼って生きていきます。

頼らないと生きていけません。

甘えます。

そして、ここにいた証を残します。

優しいタイの皆さまとどんな生活になるのか・・・