タイの観光地を観て国を知る
タイのコロナ禍の状況(観光)
タイ生活11日目、休日にこの生活で初めて少し遠くまで。
コロナの現況はタイも油断できない感染者数なので、もちろんいろいろな人との接触、密、マスクなど気を付けることは日本と一緒。
むしろ、日本よりもタイの方が感染に対するいい意味での恐れからか、対策をきっちりしている印象。
いつもは観光客で行列をなす世界遺産の観光地も、今は閑散としている。
こちら側としては、ゆっくり静かに観れていいのだが、コロナによる観光客の減少をまざまざと見せつけられると、タイの重要な産業である観光が回復していないことで、国の状況も大変だろうと感じた。
バンコクの有名な観光スポットのお寺巡りをしていると、少ない外国人観光客に対し、一生懸命英語や日本語でツアーを勧めてくる。
そのツアーになんとか連れて行こうとする必死さは、厳しい生活の現れかなとも思う。
アウトプットの重要性
お寺を巡ろうとすると、「午後1時からしかそのお寺はやってないよ。」と教えてくれた。
さあ、船に乗って着いたばかりだがどうしようか。
と思っていると、「ツアー安いよ。水上ボートもついて1時間で回って帰ってこれるよ」。
一生懸命、勧めてくる3,4人で。
自分:「ラーカー タオライ クラップ?」(値段はいくらですか?)
ツアーを勧めるおばちゃん:「タイ語を話せるなら一人900バーツだよ」(タイ語)
自分:「ペーン マーク ナ」(高いですね)
ツアーを勧めるおばちゃん:「高くないよー」(日本語)
自分:「ロー ディアオ ナ クラップ」(ちょと待ってください)
ツアーを勧めるおばちゃん:「一人750バーツでいいよ」(英語)
自分:・・・(同行の同期隊員と相談中)。
ツアーを勧めるおばちゃん:「一人500バーツでいいよ」(英語)
自分:「マイペンライ クラップ」(やっぱりいいです)
などと全部タイ語でやり取り。
伝わった。
なんかうれしかった。
現地タイ人とタイ語で疎通。
これまで日本で勉強してきたタイ語が生きたと感じた瞬間は、ツアーに行くどうこうの問題ではなく達成感を得ることができた。
アウトプットの重要性はこういうところにあるのだと思う。
使って、使って、間違っていても伝わることでいろいろ学ぶ。
後から振り返ると、もっとこういえばよかったと思う。
この繰り返しが、外国語習得の近道だと感じたので、やはり現地にいる方が外国語の習得は早い。
結局その後、他のお寺を楽しめました。
休日は、こういうただ観光だけではなく、アウトプットを継続していこうと改めて思った瞬間。