30代おじさんJICA海外協力隊でタイ生活

30代後半から海外転職を考え辿りついたJICA海外協力隊。海外ボランティアとしてのタイの2年間の記録。

タイ生活11日目。休日の学び。

タイの観光地を観て国を知る

タイのコロナ禍の状況(観光)f:id:kamapenland:20220226223926j:plain

タイ生活11日目、休日にこの生活で初めて少し遠くまで。

 

コロナの現況はタイも油断できない感染者数なので、もちろんいろいろな人との接触、密、マスクなど気を付けることは日本と一緒。

 

むしろ、日本よりもタイの方が感染に対するいい意味での恐れからか、対策をきっちりしている印象。

 

いつもは観光客で行列をなす世界遺産の観光地も、今は閑散としている。

 

こちら側としては、ゆっくり静かに観れていいのだが、コロナによる観光客の減少をまざまざと見せつけられると、タイの重要な産業である観光が回復していないことで、国の状況も大変だろうと感じた。

 

バンコクの有名な観光スポットのお寺巡りをしていると、少ない外国人観光客に対し、一生懸命英語や日本語でツアーを勧めてくる。

 

そのツアーになんとか連れて行こうとする必死さは、厳しい生活の現れかなとも思う。

 

アウトプットの重要性

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お寺を巡ろうとすると、「午後1時からしかそのお寺はやってないよ。」と教えてくれた。

 

さあ、船に乗って着いたばかりだがどうしようか。

 

と思っていると、「ツアー安いよ。水上ボートもついて1時間で回って帰ってこれるよ」。

 

一生懸命、勧めてくる3,4人で。

 

自分:「ラーカー タオライ クラップ?」(値段はいくらですか?)

 

ツアーを勧めるおばちゃん:「タイ語を話せるなら一人900バーツだよ」(タイ語

 

自分:「ペーン マーク ナ」(高いですね)

 

ツアーを勧めるおばちゃん:「高くないよー」(日本語)

 

自分:「ロー ディアオ ナ クラップ」(ちょと待ってください)

 

ツアーを勧めるおばちゃん:「一人750バーツでいいよ」(英語)

 

自分:・・・(同行の同期隊員と相談中)。

 

ツアーを勧めるおばちゃん:「一人500バーツでいいよ」(英語)

 

自分:「マイペンライ クラップ」(やっぱりいいです)

 

などと全部タイ語でやり取り。

 

伝わった。

 

なんかうれしかった。

 

現地タイ人とタイ語で疎通。

 

これまで日本で勉強してきたタイ語が生きたと感じた瞬間は、ツアーに行くどうこうの問題ではなく達成感を得ることができた。

 

アウトプットの重要性はこういうところにあるのだと思う。

 

使って、使って、間違っていても伝わることでいろいろ学ぶ。

 

後から振り返ると、もっとこういえばよかったと思う。

 

この繰り返しが、外国語習得の近道だと感じたので、やはり現地にいる方が外国語の習得は早い。

 

結局その後、他のお寺を楽しめました。

 

休日は、こういうただ観光だけではなく、アウトプットを継続していこうと改めて思った瞬間。

 

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