30代おじさんJICA海外協力隊でタイ生活

30代後半から海外転職を考え辿りついたJICA海外協力隊。海外ボランティアとしてのタイの2年間の記録。

海外でコロナ(COVID19)に罹った日

↑タイの私立病院が豪華すぎる

 

タイに住んで1年3か月余り。

 

これまで頑張ってきたが、ついにコロナウイルスに罹った。

 

病院で活動している割に、初めてのコロナ罹患とはこれまで耐えたのではないかと自分を少したたえておこう。

 

でも、この時期に来るか・・という感じで少し油断していた。

 

体調不良の予兆

発症の1~2日前にかかっている可能性が高いと言うが、その辺で心当たりがないのが、このコロナウイルスの怖いところ。

もう、どこに至って罹るし、もう、何%の人が罹ったのだろう?

症状がないまま経過している人もいるだろうからもうわからない。

 

タイが特別流行っているとかそういう事ではないと思うが、病院にいると毎日何人かコロナ陽性の診断を受けている人の話は聞く。

 

ある夜、のど痛いな・・、あんまり食欲無いな・・なんて思いながら過ごした。

次の日に起きると、だるさ全開。

 

こりゃもう、病院にいくしかないなぁとその日の活動を休むことにした。

ちなみに、活動先の病院と自分が受診する病院は別。

外国人のための私立の病院へ行ったのだが、そこまでタクシーで15分ほど。

 

これがまたしんどかった。

初の病院で何を聞かれるか、何を話せばいいのか不安だったが、職員の人は外国人にも手慣れた感じで対応してくれて助かった。

何より多少なりとも、タイ語が話せて良かったと心底思った。

 

自分の症状も伝えられたし、病院の受診までの流れも理解することができたので不安が減った。

一応、病院へ受診する前に講演検査キッドを買って自分で行ったが、陰性だったのでコロナではないだろうと勝手に思っていた。

風邪かなくらいで。

ただ、医者が念のため「抗原検査やってく?」というので、一応やることにした。

 

そしたら見事にコロナ陽性。

初めてのコロナ、しかし、ちゃんと診断されるとちょっと安心。不思議なものである。

 

現在では、コロナの診断があろうと特に他患者との隔絶はなく、そのまま他の患者の横で薬とかもらうために待つ。

 

もう、インフルエンザなんかと変わらない対応で、誰一人驚きもしない病気になってきているのね。

改めて実感した。

 

さーて、帰りもまた大変。

なにせ、診断されてから急に具合が悪くなってきたように思えるので・・・。人の気持ちの不思議。

JICA事務所に連絡したり、所属先の病院に連絡したり、帰りのタクシーを呼んだり、これから一週間の食料を買いだめようとコンビニに行ったり。

 

そんなこんなで家についてから、急に熱が上がって来て、このタイミングで病院に行っていて本当に良かったなぁと思う。

 

最高38.9℃まであがった熱は、1週間を経て無事に回復。

 

ちょうど1週間で活動を復帰した。

 

しかしまぁ、年齢なのか体力落ちた後のリカバリーがキツイ。

 

座っている体力、しゃべる体力、などが落ちていてしんどい。

 

気をつけようがないけど気を付けよう。

そして、「元気な時に自分の受診する予定の病院を一度見ておく」これはやっておいた方が良いと肌身に染みて思います。

具合悪い時に、説明するのとか、不安を増すのとかしんどいから。

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