30代おじさんJICA海外協力隊でタイ生活

30代後半から海外転職を考え辿りついたJICA海外協力隊。海外ボランティアとしてのタイの2年間の記録。

タイの市立小学校でウクレレ弾き語りをしたらめっちゃ盛り上がった件

先日、久しぶりにウクレレの弾き語りを行った。

 

場所は、私立の小学校。

 

病院の職員が小学校に行く目的は、ワクチン接種を行うためである。

 

その付き添いで行った私は、もちろん医療行為をすることはできないので、子ども達に向けて弾き語りをするという提案を受けた。

 

以前は、いろんなところで弾き語りをしていたのだが、その需要も徐々に薄れ、タイ人の前でウクレレを弾き語ることもなくなり早半年。

 

久しぶりかつ急な提案にも、自分の活動が捗るためならと承諾。

 

慌ててウクレレを家に取りに帰り、再び学校へ。

 

学校ではすでに6年生が座って待っていた。

 

こんなに用意周到にされるとちょっと緊張した。

 

先生の号令で生徒たちは、「こんにちは!」と発する。

 

日本人がいないはずのこの地域で日本語で挨拶され少々驚いたが、同時にうれしくなった。

 

日本がここに浸透していると。

 

そして、何を歌おうか考えながら、子ども達とも雑談。

 

自分:「日本のアニメ知ってる?」

生徒たち:「知ってまーす」

自分:「何知ってる?」

生徒たち:「※#$%&」

 

みんな一斉にしゃべりだすと聞き取れない。

 

ここは、タイで誰もが知っているドラえもんの歌で行ってみよう!

 

ということで、久しぶりの弾き語りはアン、アン、アン、とっても大好き、ドラえもん~♪と始まった。

 

先生が拍手を促したことにより、なんとなく盛り上がってきた。

ここでリクエストを募ると、「ワンピース」という答えが。

ワンピースは行けるよ!へへっ!

と、ワンピースの曲を弾き語ると「おー!!」と盛り上がりだした。

日本のアニメの力はすごい!

気をよくして、リクエストをさらに募る。

「東京リベンジャーズ」「ジョジョ」・・・

その曲知らない・・。

というわけで、世界中で知られていそうな、鬼滅の刃を歌ってみた。

 

これまた、「オー!!」「ワー!!」と盛り上がりを見せた。

 

生徒たちと対話をしながら、選曲して歌い、盛り上がることができたのは、自分の中で成長だと感じる。

 

語学的な能力の向上もそうだし、自然と異国の子ども達数十人とやり取りできているなんて。

 

ついでに日本語を教えたりなんかしちゃって。

 

なんか自分、海外協力隊してるじゃん!そう思った日。

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